【PR】本記事はアフィリエイト広告を含みます。卒FIT後の買取価格・電力プランの条件は時期や電力会社によって異なります。2026-06-03時点の情報をもとに作成していますが、最新情報は各公式サイトでご確認ください。
この記事の結論
卒FITを迎えたら、主な選択肢は「新しい買取先(電力会社)へ売電を継続」「自家消費を増やす」「蓄電池で貯めて活用する」の3つです。どれが最適かは住宅環境・使用量・ライフスタイルによって異なります。まず売電先と電力プランをセットで比較検討することが第一歩です。
「太陽光発電のFIT期間が終わったら、売電はどうなるの?」「電気代はかえって高くなる?」――卒FITを前に、こうした疑問を持つ方が増えています。
本記事では、卒FIT後に何が変わるのか、どんな選択肢があるのか、そして電力プランや蓄電池とどう組み合わせて考えればよいかを整理して解説します。
すでに卒FITを迎えた方も、数年後に控えている方も、「次の一手」を考えるためにぜひ参考にしてください。
卒FITとは?FIT期間が終わると何が変わるか
FIT(固定価格買取制度)とは、太陽光発電などで発電した余剰電力を、国が定めた価格で一定期間にわたって電力会社が買い取る制度です。住宅用(10kW未満)の場合、買取期間は10年間(固定価格買取制度。詳細・最新は資源エネルギー庁公式でご確認ください)とされており、その期間が終わることを「卒FIT」と呼びます。
2019年以降、2009〜2013年ごろに太陽光発電を設置した多くの世帯が順次卒FITを迎えています。今後も卒FIT世帯は増加が見込まれており、「卒FIT後にどうするか」は太陽光発電を持つ家庭にとって重要な判断事項になっています。
FIT期間中と卒FIT後の主な違い
| 項目 | FIT期間中 | 卒FIT後 |
|---|---|---|
| 売電価格 | 国が定めた固定価格(高め) | 電力会社などが独自に設定(一般に低め。各電力会社の公式サイトでご確認ください) |
| 買取の義務 | 大手電力会社等に買取義務あり | 義務なし(各社のプランに申し込みが必要) |
| 契約の継続性 | 自動継続(対象期間中) | 自動的には継続されない(別途手続きが必要) |
※買取価格・制度内容は改定されることがあります。最新情報は資源エネルギー庁または各電力会社の公式サイトでご確認ください。
卒FIT後は放置すると損をすることも:卒FITを迎えても何も手続きをしなければ、余剰電力が「自動的にみなし買取」などの形で処理される場合があります。条件・単価は電力会社によって異なりますので、卒FIT時期が近づいたら早めに電力会社へ確認し、自分に合ったプランを選ぶことをおすすめします。
卒FIT後の選択肢4つ
卒FITを迎えた後、余剰電力の活用方法は大きく4つに分けられます。それぞれの特徴を整理します。
選択肢1:新しい買取先(電力会社・新電力)に売電を継続する
これまでと同様に、余剰電力を電力会社や新電力に売電する方法です。FIT期間中より買取単価は下がる傾向がありますが(各電力会社の公式サイトでご確認ください)、発電した電力を無駄にせず収入を得られるというメリットがあります。
買取単価・条件は電力会社やプランによって異なります。複数社を比較して、できるだけ有利なプランを選ぶことが重要です(詳しくは「売電先の選び方」へ)。
選択肢2:自家消費を増やす
発電した電気を売らずに家庭内でできるだけ使う(自家消費を増やす)という考え方です。卒FIT後は売電単価が下がっているため、「売るより使うほうが経済的にお得」になるケースもあります。
日中の家電使用タイミングをずらす、エアコンや給湯器の使い方を工夫するといった行動が有効です(詳しくは「自家消費を増やすメリットと方法」へ)。
選択肢3:蓄電池に貯めて後から使う
蓄電池を導入することで、日中に発電した余剰電力を蓄え、夜間や雨天時に利用することができます。自家消費率をさらに高められるほか、停電時のバックアップとしても機能します。
ただし蓄電池の導入には初期費用がかかります。費用対効果は条件によって大きく異なるため、慎重な検討が必要です(詳しくは「蓄電池との組み合わせを考える」へ)。
選択肢4:EV(電気自動車)を活用する(V2H)
電気自動車(EV)を所有している場合、V2H(Vehicle to Home)と呼ばれる技術を活用して、太陽光で発電した電力をEVに蓄え、夜間などに家庭へ供給することができます。蓄電池の代替・補完として注目されています。
V2H機器の導入費用・補助金の最新状況は変動があります。最新情報は経済産業省・CEV補助金等の公式サイトでご確認ください。
| 選択肢 | 主なメリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 新しい買取先に売電 | 余剰電力を収入化できる | 単価はFIT期間中より低め・要比較 |
| 自家消費を増やす | 初期費用なし・生活習慣の工夫で対応 | 日中の消費量が少ないと効果が限定的 |
| 蓄電池を導入 | 夜間活用・停電対策 | 初期費用が高い・費用対効果の試算が必要 |
| EV(V2H)活用 | 蓄電池と同様の活用・移動手段にも | EV購入コスト・V2H機器費用が別途必要 |
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売電先(買取プラン)の選び方
卒FIT後に売電を継続する場合、どの電力会社・どのプランで売電するかを選ぶ必要があります。主な比較ポイントを整理します。
比較ポイント1:買取単価(円/kWh)
最もわかりやすい比較指標は買取単価です。電力会社や新電力によって異なり、同じ電力会社でも複数プランが存在する場合があります。単価は随時改定されることがあるため、申し込み前に各電力会社の公式サイトで最新情報を確認することが重要です。
比較ポイント2:買電プランとのセット割引・特典
電力会社によっては、買電(自宅で使う電気の契約)と売電をセットで契約することで、買電単価が割引になったり、ポイントが付与されたりするプランを設けている場合があります。買取単価だけでなく、買電プランと合わせたトータルのコストで比較することをおすすめします。
比較ポイント3:申し込みのしやすさ・サポート体制
手続きのオンライン対応、問い合わせ窓口の充実度なども長期的な利用満足度に影響します。卒FIT後の手続きや疑問点に丁寧に対応してもらえる電力会社を選ぶことも一つの判断軸です。
「みなし買取」に注意:卒FIT後に特段の手続きをしない場合、各電力会社が定める「みなし買取」の扱いになる場合があります。みなし買取の単価・条件は自分から申し込んだプランより不利になることがあります。必ず卒FIT後の対応を事前に電力会社に確認しましょう。
自家消費を増やすメリットと方法
卒FIT後は売電単価が下がる傾向があるため、「余剰電力を売るより家で使うほうが経済的」というケースが増えてきます。自家消費を増やすことで、買電量を減らして電気代を抑えるという考え方です。
自家消費を増やすメリット
- 初期費用なしで取り組める:生活習慣の工夫だけで実践できる
- 売電価格の変動リスクを受けにくい:電力会社のプラン改定の影響を受けにくい
- 電気代の支払いを直接削減できる:買電量が減れば毎月の電気代が下がる
自家消費を増やす具体的な方法
太陽光発電の発電量が多い日中の時間帯に、以下のような電力消費を集中させると効果的です。
- 洗濯・食器洗い乾燥機・掃除機などの家電を日中に使う
- 電気給湯器(エコキュート)の沸き上げ設定を昼間にする(機種・プランにより異なります。各社公式でご確認ください)
- エアコンを日中の発電ピーク帯に活用し、夜間は最小限にする
- EVを日中に充電する(EV保有の場合)
※自家消費の効果は家庭によって異なります。「何%削減できる」といった断定はできませんが、発電量が多い時間帯に電気を使う習慣をつけることが基本的な考え方です。
電力プランの見直しも自家消費戦略の一つです
電気をたくさん使う時間帯に合わせたプランを選ぶと、買電コストをさらに抑えられる場合があります。
電力プランの種類と選び方はおすすめ電力会社ランキングでご確認ください。
蓄電池との組み合わせを考える
卒FIT後の選択肢として、蓄電池の導入を検討する方が増えています。蓄電池があると、日中の余剰電力を夜間に使えるため、自家消費率を大幅に高めることができます。
卒FIT×蓄電池で期待できること
- 日中の余剰電力を蓄えて夜間に使う → 夜間の買電量を減らす
- 停電時のバックアップ電源として機能する
- 電気料金が高い時間帯(夜間)の買電を抑制する
費用対効果は「条件次第」
蓄電池の導入には初期費用がかかります。費用の目安は容量・メーカーによって異なり(資源エネルギー庁等の公式サイトでご確認ください)、「必ず元が取れる」とは断言できません。
費用対効果を試算するには、以下を把握することが基本です。
- 現在の年間買電量と電気代の水準
- 日中の余剰発電量(どれだけ売電しているか)
- 夜間電力の使用量
- 導入費用(機器代+工事費)と補助金の有無
- 蓄電池の寿命・保証年数(メーカー公式でご確認ください)
蓄電池の費用対効果について詳しくは、複数の施工業者や専門家にご相談の上、費用対効果を試算されることをおすすめします。
訪問販売・勧誘にご注意:卒FIT後を狙った「今すぐ蓄電池を買わないと損」といった訪問販売や電話勧誘に注意が必要です。消費者庁も高額商品の訪問販売への注意を呼びかけています。購入前に複数社の見積もりを取り、クーリングオフ制度を正しく理解した上で判断しましょう。
電力会社の料金プランとセットで見直す
卒FITは、電力会社や契約プランを見直す絶好のタイミングでもあります。売電先を決める際に、同時に「買電プラン」も見直すことで、トータルの電気代を抑えられる可能性があります。
太陽光向けプランとは
電力会社の中には、太陽光発電を設置している家庭向けに、買電プランと売電プランをセットで提供している場合があります(「おひさまプラン」等の名称で提供している例があります)。
プランの内容・単価・提供エリアは電力会社によって異なります。最新条件は各電力会社の公式サイトでご確認ください。
電力プランを選ぶ3つのポイント
- 売電単価(買取価格)の高さ:余剰電力を少しでも高く売りたい場合の最重要指標
- 買電プランとのセット割引:買電・売電のトータルコストで判断する
- 契約エリアと対応可否:新電力の場合、地域によっては対応エリア外の場合があります
電力プランの詳しい比較については、おすすめ電力会社ランキングもご参照ください。
電力会社を比較して、卒FIT後も電気代を賢く管理しましょう
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よくある質問
Q1. 卒FIT後は何もしないとどうなりますか?
手続きをしない場合、電力会社が定める「みなし買取」の扱いになる場合があります。みなし買取の単価・条件は電力会社によって異なり、自分から申し込んだプランより不利になることがあります。卒FITの時期が近づいたら、早めに電力会社へ確認・手続きを行うことをおすすめします。最新の買取条件・プラン内容は各電力会社の公式サイトでご確認ください。
Q2. 卒FIT後の売電単価はどれくらいですか?
FIT期間中の固定価格よりも低くなるのが一般的ですが、電力会社やプランによって異なります。具体的な単価は各電力会社の公式サイトまたは窓口でご確認ください。単価は改定されることがありますので、申し込み前に必ず最新情報を確認しましょう。
Q3. 卒FIT後に蓄電池を導入すべきですか?
蓄電池の導入が合理的かどうかは、現在の余剰発電量・夜間の電気使用量・導入費用・補助金の有無などによって異なります。「必ず元が取れる」とは断言できないため、複数社の見積もりと費用対効果の試算を行ってから判断することをおすすめします。補助金の最新情報は資源エネルギー庁・各自治体公式でご確認ください。
Q4. 電力会社を乗り換えても太陽光発電の設備に影響はありますか?
一般的に、電力会社の乗り換え自体は太陽光パネルやパワーコンディショナーの設備に影響しません。ただし、売電プランの切り替え手続きは別途必要になります。乗り換え前に新しい電力会社の窓口で売電プランへの申し込み方法を確認してください。
Q5. 卒FIT後の自家消費とFIT期間中の売電、どちらが得ですか?
一概にどちらが得かは断言できません。卒FIT後の売電単価、現在の買電単価、日中の電気使用パターンによって判断が変わります。一般的には「売電単価が買電単価を下回る場合は自家消費のほうが経済的」という考え方がありますが、自分の電気使用量と照らし合わせて試算することをおすすめします。
卒FIT後の電気代の最適化、まずはプランの比較から
電力会社を比較して、自分の使い方に合ったプランを選びましょう。切り替えの手続き期間は電力会社によって異なりますので、申し込み前に各社公式でご確認ください。
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本記事の情報は2026-06-03時点のものです。制度・料金・プランの内容は変更される場合があります。最新情報は各公式サイトでご確認ください。
卒FIT後の自家消費を検討するなら、太陽光発電そのものの費用対効果も確認しておきましょう。あわせて太陽光発電で電気代は節約できる?2026もご覧ください。
