2026年版 冬季電気料金レポート

冬に電気代が
跳ね上がる
都道府県、
完全ランキング。

北海道・東北・北陸を中心に、暖房費だけで1月あたり 1万円以上 の差が生まれています。 あなたの住むエリアは何位か。何を見直せば月の請求を抑えられるか。 47都道府県の上昇率データと、世帯別の対策を一度にまとめました。

調査対象 47都道府県 / 4,820世帯基準月 2026年1月更新 2026.05
CHAPTER 01

冬の電気代上昇 TOP 10

2026年1月の世帯あたり追加電気代を、前年同月および全国平均と比較したランキング
No.2
青森県
東北電力 / 1月推計 538 kWh
日本海側で連日の降雪。除湿・融雪・暖房の同時使用で上昇幅が大きい
9,420
1月追加
No.3
秋田県
東北電力 / 1月推計 521 kWh
日照が少なく給湯負荷が増加。風雪で換気熱損失も拡大
9,080
1月追加
No.4
岩手県
東北電力 / 1月推計 497 kWh
盛岡など内陸盆地は朝方-10℃前後。エアコン暖房効率が低下
8,640
1月追加
No.5
山形県
東北電力 / 1月推計 482 kWh
山形盆地で底冷えが厳しい。住宅断熱の差が請求額に直結する
8,310
1月追加
No.6
新潟県
東北電力 / 1月推計 471 kWh
上越・中越は積雪量が多く、融雪設備の電力消費が顕著
8,050
1月追加
No.7
福島県
東北電力 / 1月推計 458 kWh
会津地方は内陸豪雪。浜通り・中通りでも朝晩の冷え込みが強い
7,780
1月追加
No.8
富山県
北陸電力 / 1月推計 446 kWh
湿った雪が長期間続き、衣類乾燥機・浴室乾燥の使用増
7,510
1月追加
No.9
福井県
北陸電力 / 1月推計 438 kWh
嶺北エリアの積雪が多く、共働き世帯ほど暖房つけっぱなしが増加
7,320
1月追加
No.10
石川県
北陸電力 / 1月推計 427 kWh
金沢は冬季の日照時間が極端に短く、照明・乾燥需要も上昇
7,110
1月追加
CHAPTER 02

日本地図で見る、寒さと電気代

クリックで都道府県を選択。色が濃いほど冬季の電気代上昇が大きいエリアです
上昇 大
CHAPTER 03

47都道府県・全データ

地方ブロックでの絞り込み、列ヘッダクリックで並び替え
順位 都道府県 電力エリア1月使用見込量 追加電気代 特徴エリア詳細
1北海道
ほっかいどう
北海道電力612kWh11,200全国で唯一、平均世帯が月600kWhを超える。オール電化比率も高く影響が大きい
2青森県
あおもり
東北電力538kWh9,420日本海側で連日の降雪。除湿・融雪・暖房の同時使用で上昇幅が大きい
3秋田県
あきた
東北電力521kWh9,080日照が少なく給湯負荷が増加。風雪で換気熱損失も拡大
4岩手県
いわて
東北電力497kWh8,640盛岡など内陸盆地は朝方-10℃前後。エアコン暖房効率が低下
5山形県
やまがた
東北電力482kWh8,310山形盆地で底冷えが厳しい。住宅断熱の差が請求額に直結する
6新潟県
にいがた
東北電力471kWh8,050上越・中越は積雪量が多く、融雪設備の電力消費が顕著
7福島県
ふくしま
東北電力458kWh7,780会津地方は内陸豪雪。浜通り・中通りでも朝晩の冷え込みが強い
8富山県
とやま
北陸電力446kWh7,510湿った雪が長期間続き、衣類乾燥機・浴室乾燥の使用増
9福井県
ふくい
北陸電力438kWh7,320嶺北エリアの積雪が多く、共働き世帯ほど暖房つけっぱなしが増加
10石川県
いしかわ
北陸電力427kWh7,110金沢は冬季の日照時間が極端に短く、照明・乾燥需要も上昇
11長野県
ながの
中部電力419kWh6,920標高が高く、軽井沢・諏訪などは朝方-15℃近くになる日もある
12宮城県
みやぎ
東北電力408kWh6,710沿岸は比較的穏やかだが、内陸の大崎・栗原は冷え込みが強い
13群馬県
ぐんま
東京電力396kWh6,480前橋・高崎は乾いた寒風(からっ風)でエアコン暖房効率が落ちる
14栃木県
とちぎ
東京電力388kWh6,310宇都宮以北の内陸部で冷え込みが強い。給湯需要が増える
15岐阜県
ぎふ
中部電力376kWh6,080飛騨地方は豪雪、美濃地方も内陸特有の底冷えが続く
16山梨県
やまなし
東京電力364kWh5,870甲府盆地で放射冷却が強く、夜間の暖房使用時間が長くなる
17鳥取県
とっとり
中国電力352kWh5,640山陰特有の湿った雪で日照が少なく、室内干しの電力需要も増加
18島根県
しまね
中国電力341kWh5,430山陰の冬は曇天続き。古い住宅比率も高く、暖房負荷が増えやすい
19滋賀県
しが
関西電力329kWh5,210湖北は積雪あり、湖南でも放射冷却で朝が冷える
20京都府
きょうと
関西電力318kWh5,040京都市街は底冷えが特徴。古い木造住宅の比率も影響
21奈良県
なら
関西電力307kWh4,860奈良盆地・吉野地方ともに朝晩の冷え込みが強い
22茨城県
いばらき
東京電力298kWh4,690つくば以北の内陸で冷え込み。沿岸は比較的穏やか
23岡山県
おかやま
中国電力289kWh4,520県北の津山・新見は積雪あり。瀬戸内側は温暖で差が大きい
24兵庫県
ひょうご
関西電力281kWh4,370但馬は豪雪、神戸・阪神は温暖で県内格差が大きい
25三重県
みえ
中部電力272kWh4,210伊賀は内陸の冷え込み、伊勢志摩は比較的温暖
26埼玉県
さいたま
東京電力265kWh4,080都市部中心。秩父など県西は冷え込みが強い
27千葉県
ちば
東京電力256kWh3,930海沿いは温暖。北部内陸は朝の冷え込みが強い
28神奈川県
かながわ
東京電力248kWh3,790横浜・川崎は温暖。県西の山間部のみ冷え込み
29東京都
とうきょう
東京電力241kWh3,67023区は気温的に温暖。集合住宅比率が高く影響は限定的
30愛知県
あいち
中部電力233kWh3,550名古屋は乾いた寒風が特徴。三河山間部は冷え込みあり
31静岡県
しずおか
中部電力225kWh3,420沿岸部は冬でも温暖。富士・伊豆の山間部は別
32大阪府
おおさか
関西電力217kWh3,290都市部で温暖だが、集合住宅・古い木造住宅で差が大きい
33広島県
ひろしま
中国電力209kWh3,170県北の三次・庄原は積雪、瀬戸内側は温暖
34山口県
やまぐち
中国電力202kWh3,060瀬戸内側は温暖、日本海側でやや冷え込み
35和歌山県
わかやま
関西電力194kWh2,940南部は温暖。北部山間は朝の冷え込みあり
36香川県
かがわ
四国電力187kWh2,830瀬戸内式気候で温暖。降雪は稀
37徳島県
とくしま
四国電力181kWh2,740県西山間は積雪、徳島市街は温暖
38愛媛県
えひめ
四国電力175kWh2,650瀬戸内側は温暖、山間部の久万高原は別
39福岡県
ふくおか
九州電力169kWh2,570福岡市街は温暖。県南の山間部は冷え込みあり
40大分県
おおいた
九州電力163kWh2,490別府は温泉地で温暖、由布院・玖珠などは内陸の冷え込み
41高知県
こうち
四国電力158kWh2,420太平洋側で全国でも比較的温暖。降雪は山間部のみ
42佐賀県
さが
九州電力153kWh2,350比較的温暖だが、内陸部は朝の冷え込みあり
43長崎県
ながさき
九州電力148kWh2,280海洋性気候で温暖。離島も比較的暖かい
44熊本県
くまもと
九州電力144kWh2,220阿蘇は朝晩冷えるが、平野部は温暖
45宮崎県
みやざき
九州電力138kWh2,140南国気候で冬でも温暖。霧島山系のみ冷え込み
46鹿児島県
かごしま
九州電力132kWh2,060温暖、降雪はごく稀。離島部はさらに穏やか
47沖縄県
おきなわ
沖縄電力98kWh1,180冬季も平均気温15℃以上。暖房をほぼ使わない世帯が多数
※ 数値は推計です。実際の電気代は契約プラン・住宅性能・世帯人数によって異なります
CHAPTER 04

ランキングを見たあとに
確認したい3つのこと

「自分の家計に直接効く」のはここ。順番に確認してください
01

1月・2月の使用量が 300kWh を超えているか

300kWhを超える世帯は、燃料費調整額の影響が一気に大きくなります。直近の検針票で1〜2月の使用量を確認することが、見直しのスタート地点です。

02

市場連動型ではなく、冬の上昇に強い料金設計か

JEPX市場価格に連動するプランは、冬季のスポット価格高騰の影響を直接受けます。燃料費調整に上限のある従量電灯型プランへの切り替えが有効です。

03

自分の都道府県の世帯人数別ランキングを見る

1人暮らし・4人家族など世帯人数が違うと、上振れリスクのある時間帯も変わります。世帯別ランキングで具体的な対策を絞り込みましょう。

CHAPTER 05

順位別のアクション目安

自分の順位帯に合った打ち手から手を付けるのが、最短距離です
順位帯
1〜10位
該当エリア: 北海道・東北・北陸・長野・新潟
  • 市場連動型プランは即見直し
  • オール電化は深夜時間帯の見直し
  • 断熱・気密の強化を最優先
想定される節約効果年間 6〜12 万円
順位帯
11〜20位
該当エリア: 群馬・栃木・岐阜・山梨・京都など
  • 燃料費調整額の上限ありプランを優先
  • エアコン暖房効率の確認
  • 夜間の使用時間を分散
想定される節約効果年間 3〜6 万円
順位帯
21〜35位
該当エリア: 関東平野・大阪・名古屋・瀬戸内
  • 基本料金ゼロ型プランの比較
  • ガス併用 vs オール電化の再検証
  • ピークシフトのみで効果あり
想定される節約効果年間 1〜3 万円
順位帯
36〜47位
該当エリア: 九州南部・四国南部・沖縄
  • 夏のピーク対策を優先
  • 冷房中心のプラン設計
  • 市場連動型でもリスク限定的
想定される節約効果年間 5,000〜2 万円
CHAPTER 06

冬に電気代が上がりやすい
エリアの特徴

気候の違いが、そのまま請求額の違いに直結します
FEATURE / 01

日本海側の豪雪地帯

北海道・東北・北陸・山陰の日本海側は、連日の降雪と日照不足が重なります。融雪設備、衣類乾燥、給湯のすべてが同時に重なるため、1月のピーク使用量が一気に 500〜600kWh を超える世帯も珍しくありません。

FEATURE / 02

内陸の盆地・高地

長野・岐阜飛騨・山梨甲府・京都・奈良など、盆地や高地は放射冷却で朝方の冷え込みが極端です。日中との温度差が大きく、暖房を入れ直す回数が増えるため、見落とされがちな電力消費の上振れが起きやすいエリアです。

FEATURE / 03

太平洋側でも侮れない内陸部

関東でも群馬・栃木・茨城北部、東北の太平洋側でも、冬型の気圧配置になると乾いた寒風(からっ風)が吹き、体感温度を大きく下げます。エアコン暖房は外気温が下がるほど効率が落ち、結果的に電気代が増加します。

CHAPTER 07

世帯のタイプ別・
ランキングの当てはめ方

同じ都道府県でも、世帯構成によって取るべき対策は変わります
月300kWhを超える家庭

燃料費調整額の上限つきプランへ

現行の市場連動型・上限なしプランから、上限つきの従量電灯型プランに切り替えるだけで、1月単月で 3,000〜8,000 円の差になります。年間で見ると最大 10 万円規模の節約余地があります。

オール電化・蓄熱暖房の家庭

深夜時間帯と契約容量を再点検

深夜単価が安いプランでも、契約容量が大きすぎると基本料金が膨らみます。蓄熱暖房の運転スケジュール最適化と、契約容量のダウンサイジングをセットで検討すると効果が出ます。

賃貸・単身世帯

基本料金ゼロ型 + 短期解約OKを選ぶ

引越し可能性が高い世帯は、解約金がかからず基本料金ゼロのプランが最適。月の使用量が200kWh未満であれば、市場連動型でも上振れリスクは限定的です。

CHAPTER 08

冬の電気代を抑える
プラン選びのポイント

どこを見ればよいか、4つの判断軸で整理
01
燃料費調整額に上限があるか
上限なしのプランは冬季に大きく上振れする可能性があります
02
市場連動型かどうか
JEPXスポット価格に連動するプランは冬季の高騰リスクが大きい
03
解約金・契約期間の縛り
ライフスタイルに合わない縛りは隠れたコストになります
04
ポイント還元・特典
見かけの単価が安くても、特典で帳尻が合うケースが多い