【山梨県】1人暮らしにおすすめの電力会社3選|甲府盆地の寒暖差でも実費最安×再エネ100%
📅 公開日:2026年5月23日🔄 更新日:2026年10月9日✍️ でんき比較ナビ編集部本記事はPRリンクが含まれています

山梨県は、甲府盆地を中心とする内陸性気候の影響で、夏の猛暑と冬の厳しい冷え込みが同時にある寒暖差の大きな県です。甲府は夏に40℃超えを記録した実績があり、冬は-5℃近くまで冷え込むこともあります。このため1人暮らしの電気代は夏の冷房・冬の暖房の両方でコストがかさみやすく、年間を通じた料金単価の安いプランを選ぶことが重要です。都留・富士吉田エリアでは移住者や、特急かいじ・富士回遊で東京通勤(70〜80分)する単身者も増えています。
本記事では、月157kWh・30A・集合住宅という標準的な1人暮らしの条件(出典:東京都「家庭の省エネハンドブック2025」令和7年3月)をもとに3プランを比較しました。
結論から言えば、本記事の試算条件で最も安いのはTERASELでんきで、東京電力EPより月170円(年間2,040円)の節約になります。
山梨県の1人暮らしの電気代事情
東電スタンダードSで月いくら?
東京電力エリアの基本プランである「スタンダードS」で、30A・月161kWhを使った場合の月額料金は5,490円(2026年10月1日時点、再エネ賦課金・燃料費調整額を含む)です。
年間に換算すると約65,880円。切り替えで年間2,000円前後の節約が見込めるプランも存在します。
161kWhという使用量の根拠
月161kWhは、東京都環境局が発行する「家庭の省エネハンドブック2025」(令和7年3月)のデータにもとづく1人暮らし世帯(集合住宅)の年間平均使用量です。季節によって夏(冷房)や冬(暖房)は使用量が増えますが、本記事ではこの年間平均値161kWhを全試算に一貫して使用しています。甲府盆地の極端な寒暖差により、夏・冬とも年間平均を大幅に上回る月が生じやすい点はご留意ください。
山梨ならではの電気代の特徴
1. 夏の猛暑・冬の冷え込みの両方が電気代を押し上げる甲府盆地は夏は40℃超え、冬は-5℃近くという極端な気候です(甲府気象庁観測所の8月平均最高気温は約35.0℃、1月平均最低気温は約-3.5℃、1991〜2020年平年値)。エアコン(冷暖房)の使用時間が関東沿岸部より長く、月161kWhの年間平均を大きく上回る月が年複数回生じやすい環境です。
2. 移住者・二地域居住者の増加で単身居住スタイルが多様化富士山周辺(富士吉田・都留・山中湖)には東京から移住または週末居住する単身者が増加しています。解約金なし・縛りなしのTERASELでんきやidemitsuでんきなら、東京側の住所との契約変更もスムーズです。集合住宅の多くでは個人の電力契約を自由に切り替えられます(管理組合への届け出不要のケースが大半)。ただし、建物全体で一括契約している「高圧一括受電」マンションでは個別の切り替えができないケースがあります。
3. 甲府市を中心に再エネ(太陽光・小水力)の導入が進む山梨県は年間日照時間が全国上位(甲府は年間約2,150時間)で太陽光発電が盛んな県です。再エネオプション(idemitsuでんきの「グリーンプラス」など)を選べば、県の再エネ推進方針に沿った電気の使い方ができます。
1人暮らしの電力会社選びで見るべきポイント
固定料金型 vs 市場連動型の違い
電力会社のプランは大きく2種類あります。
固定料金型(従量電灯型)は、基本料金と単価が契約時に決まっているタイプです。毎月の電気代がほぼ予測でき、電力市場が高騰しても料金が急変しにくいのが特徴です。本記事で紹介するTERASELでんき・CDエナジーダイレクト・idemitsuでんきはすべてこちらのタイプです。 市場連動型は、電力の卸売市場(JEPX)の価格に連動して単価が変わるプランです。市場価格が低い時期は割安になりますが、電力需要が急増する夏の猛暑日や厳冬期に価格が跳ね上がるリスクもあります。甲府盆地は夏冬ともに電力需要が高く、市場価格が急騰しやすいタイミングが年2回あります。電気代をなるべく安定させたい山梨の単身者には、固定料金型が向いています。
解約金・契約期間の確認
プランによっては2〜3年の縛り期間があり、途中解約すると違約金(数千〜1万円程度)が発生するものがあります。移住・転居の多い山梨の単身者は、解約金なし・縛りなしのプランを優先して選ぶと引っ越し時に手続きがスムーズです。
申し込みやすさ
ほとんどの新電力はWebから申し込め、切り替え工事は不要です。現在の電力メーターや検針票に記載された「供給地点特定番号(22桁)」があればほぼ完結します。申し込みから実際の切り替えまでは約1〜2ヶ月かかります。
山梨県で1人暮らしにおすすめの電力会社3選
第1位:TERASELでんき
対象プラン: TERASELプラン東京B
- 月額(年間平均): 5,434円(東京電力EP比 月170円の節約)
大手商社グループのエネルギー事業者が運営しており、大手電力会社の従量電灯と比べて割安な料金単価が公開の単価表でも確認できるバランスの取れた設計です。
支払いでポイントが貯まる毎月の電気料金の支払いに応じて共通ポイントが貯まるため、日頃からそのポイントを使う方にとっては実質的な電気代の節約につながります。
注意点
貯まる楽天ポイントは電気料金の支払いに直接充当できません。燃料費調整は上限のない標準方式です。契約時特典の具体的な内容や金額・付与時期は変更される場合があるため、公式サイトで最新情報をご確認ください。
第2位:CDエナジーダイレクト
対象プラン: シングルでんき
- 月額(年間平均): 5,486円(東京電力EP比 月118円の節約)
一般家庭向けから、電気使用量の多い世帯向け、単身世帯向け、オール電化住宅向けまで、世帯規模やライフスタイルに合わせて選べる多彩な料金メニューがそろっているのが大きな特徴です。
電気とガスをまとめてお得に電気とガスをセットで契約すると、基本料金と電力量料金に対して割引が適用されます。支払いや引っ越しの手続きもまとめられるため、光熱費を一本化して管理したい方に向いています。
注意点
一部のプランでは解約時に違約金が発生する場合があります。また燃料費調整額は上限が撤廃された算定方式のため、燃料価格の上昇がそのまま電気料金に反映される点には留意が必要です。1位のTERASELでんきとの月額差は52円です。最新の料金・条件は公式サイトでご確認ください。
第3位:idemitsuでんき
対象プラン: Sプラン
- 月額(年間平均): 5,543円(東京電力EP比 月61円の節約)
全国にガソリンスタンド網を持つエネルギー大手が運営し、給油時のガソリン値引きなどクルマ特割を通じて、電気代以外のコストもあわせて抑えられる場合があります。
経済圏に合わせてポイント還元楽天ポイントやPontaポイント、dポイントなど自分が使うポイントに合わせて還元を受けられる仕組みがあり、普段の買い物とあわせて活用できます。
注意点
クルマ特割やポイント還元は割引額・条件が変わることがあるため、最新の公式案内での確認が必要です。契約容量の変更など一部手続きは電話での連絡が必要です。1位のTERASELでんきとの月額差は109円です。最新の料金・条件は公式サイトでご確認ください。
料金比較表
| プラン名 | 月額(年間平均) | 東電比 | 年間節約額 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| TERASELでんき TERASELプラン東京B | 5,434円 | -170円 | 約2,040円 | 解約金なし・伊藤忠グループ |
| CDエナジーダイレクト シングルでんき | 5,486円 | -118円 | 約1,416円 | セット割あり・ポイント還元・再エネプラン |
| idemitsuでんき Sプラン | 5,543円 | -61円 | 約732円 | ポイント還元・解約金なし・再エネプラン |
| 東京電力EP スタンダードS(参照値) | 5,604円 | — | — | 現在のプラン |
※試算条件:月157kWh・30A・集合住宅(出典:東京都「家庭の省エネハンドブック2025」令和7年3月)、2026年10月燃料費調整額・再エネ賦課金を含む。
こんな人にはTERASELでんきがおすすめ
パターン1: 甲府・甲斐エリアで夏冬の電気代を抑えたい単身者
夏40℃超え・冬-5℃近くという極端な寒暖差を持つ甲府盆地では、年間を通じて単価の安いプランを選ぶことが節約効果を最大化します。本記事の試算で最も安いTERASELでんきは解約金なしで、当サイトの試算では1人暮らしから5人世帯まで東京電力より安い結果です。
パターン2: 富士吉田・都留へ移住・転居した単身者(縛りなし・いつでも解約可能)
富士吉田・都留エリアへ移住した方や、東京と二地域居住をする方にとって、いつでも解約できる縛りなし・解約金ゼロのプランは最適です。TERASELでんきは違約金なしでいつでも解約でき、居住地が変わった際の手続きもシンプルです。
パターン3: 山梨県の豊富な自然エネルギーを支持する再エネ志向の単身者
山梨県は年間日照時間が全国トップクラスで太陽光発電が盛ん。さらに富士川・早川などの水系を活かした小水力発電も豊富です。
申し込み手順(Webで切り替える場合の共通の流れ)
申し込みに必要なもの
- 検針票(電気の請求書): 「供給地点特定番号(22桁)」と「お客様番号」が記載されています
- 本人確認書類: 運転免許証、マイナンバーカードなど
- 支払い用クレジットカードまたは口座情報
Web申し込みの流れ(3ステップ)
ステップ1: 選んだ電力会社の公式サイトで申し込みフォームを開く本記事で紹介した3社はいずれもWebから申し込めます。郵便番号と現在契約している電力会社(多くの方は東京電力)を選び、検針票に記載の供給地点特定番号とお客様番号を入力します。
ステップ2: プランと支払い方法を選択1人暮らし向けのプランを選び、クレジットカードまたは口座振替を登録します。申し込みはWebで完結し、来店や書類の郵送は不要です。
ステップ3: 切り替え完了を待つ申し込み後、東京電力への解約手続きは切り替え先の電力会社が代行するため、自分で解約の連絡をする必要はありません。工事や立ち会いは不要で、通常は申し込みから1〜2ヶ月程度、次回または翌々回の検針日から新しい料金が適用されます。切り替え期間中も電気は止まりません。
よくある質問
Q. 賃貸マンションでも電力会社を切り替えられますか?ほとんどの賃貸集合住宅では、入居者個人の電力契約を自由に変更できます。管理組合や大家さんへの届け出も基本的に不要です。ただし、建物全体で一括契約している「高圧一括受電」マンションでは個別の切り替えができないケースがあります。
Q. 電力会社を変えると停電しやすくなりますか?なりません。電気を運ぶ送電網は電力会社が変わっても東京電力の設備をそのまま使います。停電の発生頻度や復旧対応は切り替え前後で変わりません。
Q. 解約金はかかりますか?TERASELでんきとidemitsuでんきは解約金・縛り期間なしで、引っ越しや他社への乗り換えの際に違約金は発生しません。CDエナジーダイレクトも基本プランに解約金はありませんが、一部プランには条件があるため、申し込み前に公式サイトで確認してください。
Q. 山梨県全域(富士五湖・南アルプス山麓も)で本記事の3社に切り替えできますか?はい、できます。山梨県全域が東電エリア内なので可能です。甲府市・甲斐市・富士吉田市・都留市はもちろん、山中湖村・富士河口湖町・南アルプス市など山間部・湖畔エリアの住所でも、県内すべての住所で本記事で紹介した3社への切り替えが可能です。
Q. 申し込んでから実際に切り替わるまでどれくらいかかりますか?通常は申し込みから1〜2ヶ月程度で切り替わります。月の途中で申し込んだ場合は翌月または翌々月の検針日から新しい電力会社の料金が適用されます。切り替え期間中も電気が止まることはありません。
まとめ
山梨県の1人暮らしにおすすめの電力会社3選をご紹介しました。
- 1位:TERASELでんき — 月5,434円(東京電力EP比 月170円の節約)、大手グループ運営の安心感
- 2位:CDエナジーダイレクト — 月5,486円(東京電力EP比 月118円の節約)、暮らしに合わせて選べる多彩なプラン
- 3位:idemitsuでんき — 月5,543円(東京電力EP比 月61円の節約)、クルマ利用者はガソリンとダブル割
甲府盆地の夏40℃超え・冬-5℃近くという極端な気候は、年間を通じた電気代の底上げ要因になります。夏が来る前にプランを切り替えておくことで、冷暖房コストを少しでも抑えることができます。電力会社の切り替えはWeb申し込みで完結し、工事も不要です。解約金のかからないプランなら、万一合わなければいつでも他社に移ることができます。
月170円の節約は小さく見えても、年間2,040円。5年間続ければ10,200円の節約になります。山梨の豊かな自然エネルギーを支持しながら電気代も賢く管理する選択をぜひ検討してみてください。
本記事の料金は2026年10月1日時点の燃料費調整額・再エネ賦課金をもとに試算しています。料金は月ごとに変動するため、最新情報は各社公式サイトでご確認ください。使用量の基準値(161kWh)は東京都「家庭の省エネハンドブック2025」(令和7年3月)にもとづく1人暮らし(集合住宅)の年間平均です。



